研究発表
【研究発表】「回復期リハビリテーションにおけるゲーミフィケーションに関する論文」が電子ジャーナルに掲載されました
本学理学療法学科教員の武井圭一講師が執筆した研究論文「Acceptability of Physical Therapy Combined with Nintendo Ring Fit Adventure Exergame for Geriatric Hospitalized Patients」がGames for Health Journalに掲載されました。
この研究論文では、リハビリテーションを受けている高齢者を対象に、一般用フィットネスゲームを組み合わせた理学療法の心理的影響を検証しました。
ゲームを他の分野に応用することを“ゲーミフィケーション”と呼び、楽しさやモチベーションを向上させることが期待されます。
しかし、ビデオゲームに馴染みのない世代や、身体障害を伴った状態で受け入れられるのか?については疑問がありました。
この研究の結果、従来の理学療法プログラムと比べて、フィットネスゲームを組み合わせた理学療法プログラムの方が“楽しさ”が高くなることを報告しました。
これは、ゲーミフィケーションが高齢者に対する運動療法においても有効な手段であることを示唆しています。