教員紹介

坂本 俊夫

作業療法学科

坂本 俊夫さかもと としお

准教授

作業療法学科

坂本 俊夫さかもと としお

准教授

専門領域

人間医工学・リハビリテーション科学(日常生活活動支援方法に関する研究、福祉用具の開発に関する研究、作業療法におけるスピリチュアルケアに関する研究)

担当科目

運動学、身体機能作業療法治療学、在宅医療・介護の推進、体験実習、評価実習、総合実習、地域実習、作業療法研究基礎ゼミナール、作業療法研究卒業ゼミナール

研究・実務の業績

  1. 坂本俊夫:スピリチュアルケアの要素としての作業療法についての文献検討(査読付き). 武蔵野大学紀要人間学研究論集 (4):13-23, 2015年
  2. 坂本俊夫:(分担執筆)第Ⅱ部 日常生活活動の評価とトレーニング,C日常生活関連動作(活動)(APDL・IADL),1炊事. 藤井浩美 他編集, 日常生活活動の作業療法:101-107, 中央法規, 2014年
  3. 坂本俊夫:(分担執筆)第2章 評価方法II.身体能力の評価,8. 循環. 生田宗博編集, 作業療法学全書 改訂第3版, 第3巻:109-116, 協同医書, 2009年
  4. 坂本俊夫:(優秀賞受賞)片麻痺者用調理器具『おさえるん』. 第39回日本作業療法学会, 自助具遊具コンテスト, 86-87,2005年

メッセージ

作業療法の作業とは、私たちが普段何気なく行っている、あるいは行おうとしている一つ一つの活動です。
作業療法は、人々の生命や生活、人生に関わる素適なリハビリテーションの仕事の一つです。
私がはじめて作業療法を知ったのは高校生の時です。その中で作業療法士は、さまざまな生活課題を持った対象者に、生命・生活・人生での夢を共に見つけ、そして育む仕事を担っていました。
その出会いが、私へ大きな感動を与え続けています。

今、私が行っていることは普段の日常生活の中の一つ一つの活動に含まれる課題の抽出とその支援方法に関する研究です。現在、高度な科学技術が私たちの社会を発展させ、生活を潤しています。その反面、その技術を使いこなすには、さまざまな工夫と使用者への支援が必要となります。そのため使用方法の
工夫だけでなく、新たな福祉用具の開発についても考慮する必要があると考えています。もう一つは、普段の日常生活で見られる諸課題を私たちが解決する時に求められる、より主体的な適応を支援する方法(作業療法におけるスピリチュアルケア)に関する研究です。

私たちの専門職大学では、多様な生活者が「共生できる社会」の実現と発展を目指して、専門科目に加えてより発展的に学ぶことのできる展開科目が用意されており、とても魅力的な学校です。

皆さんも、この学校で共に作業療法という学問を学び、あなたの人生の夢を紡ぎだしてみませんか?

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