教員紹介

加藤 剛平

理学療法学科

加藤 剛平かとう ごうへい

准教授

理学療法学科

加藤 剛平かとう ごうへい

准教授

専門領域

地域理学療法学、医療経済学、産業理学療法学

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研究テーマ

治療と仕事の両立支援、高齢者の社会参加、費用対効果分析

担当科目

基礎理学療法評価学実習、内部障害理学療法評価学実習、理学療法研究基礎ゼミナール、理学療法卒業研究ゼミナール

研究・実務の業績

  1. 加藤剛平, 富田義人, 重國宏次, 他:コロナ禍における医療系大学生の Quality of Life に関連する精神的健康度および主観的運動習慣. 総合理学療法学 3:9–17, 2023年
  2. Kato G, Doi T, Arai H, et al.: Cost-effectiveness Analysis of Combined Physical and Cognitive Exercises Programs Designed for Preventing Dementia among Community-dwelling Healthy Young-old Adults. Physical Therapy Research 25: 56–67, 2022年
  3. Kato G, Arai T, Morita Y, et al.: Neighborhood built environments, social cohesion and the ability to go shopping independently for community-dwelling older adults in Japan. International Journal on Disability and Human Development 20: 305–311, 2021年
  4. 加藤剛平, 倉地洋輔:地域在住前期高齢者に対する運動プログラムの転倒予防に焦点をあてた費用対効果分析. 理学療法学 47: 420–430, 2020年
  5. 加藤剛平, 橘智弘, 江口まり 他:急性期病院から自宅へ退院する脳卒中患者の治療就労両立支援の現状と課題. 日本職業・災害医学会会誌 68: 361–365, 2020年
  6. Kato G, Arai T, Morita Y, et al.: Association of Built Environments With Frequency of Going Outdoors Among Older Community-Dwelling Adults in Japan. Journal of Aging and Physical Activity 28: 707–713, 2020年
  7. 加藤剛平, 豊永敏宏, 岩本幸英:中高年勤労者における 1 年間の動脈硬化の進展に関連する因子と予防策. 日本職業・災害医学会会誌 67: 425–430, 2019年
  8. 加藤剛平, 岩本幸英, 豊永敏宏:高年勤労者に特徴的な身体状況と勤務状況の検討. 日本職業・災害医学会会誌 67: 73–79, 2019年
  9. 加藤剛平, 岩本幸英, 豊永敏宏:勤労者の肩こり症状に関連する因子の検討. その他 22: 4–5, 2019年
  10. Kato G, Tamiya N, Kashiwagi M, et al.: Relationship between home care service use and changes in the care needs level of Japanese elderly. BMC Geriatr 9: 58, 2009年

メッセージ

はじめまして。
私はこれまで、患者さんが病院を退院して地域の生活へ戻ることを支援する理学療法の実践と、それに関する研究に携わってきました。
これらの経験から、患者さんが地域で再び元気に生活をおくるためには、本人の身体的能力のみならず、本人を取り巻く公園や散歩道などの物理的な環境や、介護保険制度などの社会的な環境が重要であることを学びました。

本学では、皆さんにこうした経験を伝えるとともに、より良い理学療法の在り方について実践や研究を通じて一緒に学び、楽しみたいと思います。
ちなみに、私は初めて理学療法を学んだ時、高校の授業とはかなり異なり、そして専門的な内容が多かったためか、とても苦労しました。
もし、そのようにわからないことがありましたら、遠慮なくご相談ください。一緒に考えていきましょう。

そして、学生の皆さんが、たくさん学び、楽しい学生生活を送れることを心より応援したいと思います。