理学療法学科
安田 和弘やすだ かずひろ
教授
理学療法学科
安田 和弘やすだ かずひろ
教授
専門領域
神経理学療法学、リハビリテーション工学
担当科目
神経理学療法学、神経理学療法学実習、リハビリテーション医療工学、共生社会の展開と実践、見学実習、検査・測定実習、評価実習、総合実習、地域実習、理学療法研究基礎ゼミナール、理学療法研究卒業ゼミナール
研究・実務の業績
- Yasuda K, Kato R, Sabu R, Kawaguchi S, Iwata H: Development and proof of concept of an immersive virtual reality system to evaluate near and far space neglect in individuals after stroke: A brief report. NeuroRehabilitation 46(4):595-601. IF:2.1, 2020年
- Yasuda K, Hayashi Y, Tawara A, Iwata H: Using a Vibrotactile Biofeedback Device to Augment Foot Pressure During Walking in Healthy Older Adults: A Brief Report. Front Psychol 10:1008, IF:2.3, 2019年5月8日
- Yasuda K, Saichi K, Kaibuki N, Harashima H, Iwata H: Haptic-based perception-empathy biofeedback system for balance rehabilitation in patients with chronic stroke: Concepts and initial feasibility study. Gait Posture 62:484-489, IF:2.8, 2018年5月
- Yasuda K, Saichi K, Iwata H: Haptic-Based Perception-Empathy Biofeedback Enhances Postural Motor Learning During High-Cognitive Load Task in Healthy Older Adults. Front Med (Lausanne) 16;5:149. IF:5.0, 2018年5月
メッセージ
“Society 5.0 時代において、リハビリテーション医療の果たす役割はどのように変化してゆくのでしょうか?”
ロボットやAI・IoT、VRなどの革新的なデジタル技術が進展し、それらがデータを基に駆動することで、社会や医療システムのあり方が大きく変わろうとしています。
このデジタルトランスフォーメーションの波は、人類社会が次のステージへ向かうきっかけになると考えられています。
これまで私は、理工系の研究所で多くの研究者やエンジニア、医療従事者や企業等と支援システムに関する研究開発を進めてきました。研究開発を進めるなかで、理論と実践を往還するのが私の研究の特徴で、現場から学び、内外の基礎理論を学び、経験と知見をまとめてゆくなかで、オリジナルな視座を見出していきます。
本学は学術と実践の融合を重んじる大学ですので、希望者は私とともに実社会のなかで展開されるさまざまなプロジェクトの現場で、実践的な経験を積むことも可能です。学内のみならず、市民や企業など多方面と折衝することは大変ですが、卒業後にどのような領域に携わることになっても、また、企業に就職
する場合にも役立つ多くの経験が得られるように支援します。日本では急速な高齢化が進むなか、政府は「全ての年代の人々が希望に応じて意欲・能力をいかして活躍できるエイジレス社会」の構築を目指し、様々な模索をはじめています。そうした状況を切り開く、若い力を、社会が求めているのです。