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【教員リレーコラム】第3回 森本晃司「スポーツ現場でのリハビリ」

理学療法学科の森本です。

スポーツ理学療法学実習、アスレティックリハビリテーションを担当しています。
リハビリというと、病院で行うイメージを持つ人が多いかと思いますが、スポーツ復帰間近のリハビリはグラウンドなどで行う場合もあります。私は流通経済大学のラグビー部にお伺いし、現場にいるトレーナーさんと一緒に怪我をしている選手のリハビリテーションを行なっています。

写真はブリッジ動作(ヒップリフトなどとも言います)を指導している写真です。肉離れや膝の怪我をした選手に対して、ランニングなどの動作につなげていくために実施します。

AとBの写真の姿勢を見比べてみると似ているように見えますが、違いがわかりますか?

なんとなく違いはわかると思いますが、言葉にするのが難しい人もいるかと思います。こういったことを言語化(言葉にして説明できること)できることがリハビリをしていく上でとても大切になります。患者様に説明して、動きを意識してもらうにもまずは言葉にして説明するので、なんとなくわかるだけでは説明ができません。
また、筋肉がどのように働いているのか、ランニングにつながるのはどちらの姿勢(動き)なのか、より効果的にするにはどうしたら良いか?などを考えながら、リハビリテーションを進めていきます。

細かな違いに気づき修正できた時には、より効果も出やすくなります。私もまだまだ勉強中ですが、選手がより良い状態で復帰できた時は、とても嬉しくなりますし、この仕事をやってきてよかったと思える瞬間でもあります。

きつい時もありますが、怪我をした選手が一刻も早く問題を解決できることを願いながら、今日もグラウンドに向かいます。

どちらがいいのか…?知りたい方は、是非オープンキャンパス(7月28日,8月11日に出席します)へお越しいただき、声をかけてください。

執筆者プロフィール

森本 晃司(KOUJI MORIMOTO)

理学療法学科 講師
専門領域:スポーツ理学療法、アスレチックリハビリテーション、運動器理学療法

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