教員コラム
【教員リレーコラム】第19回 畠山久司「本学で日本発達系作業療法学会 第13回学術大会を開催します!!」
作業療法学科で教員をしている畠山久司と申します。私は子どもを専門にしている作業療法士です。
作業療法士や理学療法士になるためには、大学などの養成機関に入学し、日々勉学に励みながら、国家試験に合格しないといけません。しかし、作業療法士や理学療法士になった後も、目の前の患者様の健康や幸福に貢献できるために、自己研鑽(自分自身の能力や知識、技術を向上させるために努力すること)をし続けなければなりません。
自己研鑽の一つに学会へ参加することがあげられます。
学会とは、日々の研究成果を発表し、他の研究者や専門家と議論や意見交換を行う場です。学会に参加することで最新の知見を学ぶことができたり、自分の研究成果を発表し議論ができたりと、とても効果的に自己研鑽を行うことができます。
また、他の場所で働いている作業療法士や理学療法士の仲間を作ることができコミュニティを拡げることもできたりと、卒業した後の学会参加は作業療法士や理学療法士にとって非常に重要です。
この度、2025年3月15日(土)〜16日(日)の2日間、本学にて日本発達系作業療法学会 第13回学術大会(以下、本学会)を開催することになりました。
学会長は新宿区立子ども総合センターの森田浩美先生です。
私は、本学会の事務局長として学会開催のお手伝いをしています。現在、定期的に会議を行いながら、色々な作業療法士の自己研鑽に繋がる学会になるように準備をしています。
恥ずかしながら、私が大学生の時、学会という存在は知っていましたが、学会に参加するということは一度もなく、作業療法士になってから初めて学会に参加しました。
今思うと学生のうちから学会に参加しておけば良かったなと思います。
本学会は本学開催ということもあり、本学の学生にも積極的に参加して欲しいと思っています。
学生のうちから、現場で働いている作業療法士と交流したり、最新の知見をたくさん得ることで、より社会に貢献できる作業療法士になってほしいと願っています!
また、一般参加も可能ですので、ご興味がある方はご参加頂けると嬉しいです。
執筆者プロフィール
畠山 久司(HISASHI HATAKEYAMA)
作業療法学科 講師
専門領域:人間医工学、リハビリテーション科学